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矯正治療中の口内炎について【茨城県石岡市・石岡みらい矯正歯科】 (2025年9月28日)

こんにちは。石岡みらい矯正歯科です。

矯正治療を受けている患者さんの中には、「装置が当たって口内炎ができてしまった」 という経験をされる方が少なくありません。
今回はその理由と、当院で行っている対策についてお話しします。

○そもそも口内炎とその原因とは?

まずは「口内炎がどういうものか」を簡単に整理してみます。治療法や予防を考える際に役立ちます。

・アフタ性口内炎(白や黄色の潰瘍、赤みの縁取り)

最も一般的なものとされています。物理的な原因のほか、ストレス、ビタミン不足などが関与しているとされています。  

・ウイルス性口内炎(例:単純ヘルペスなど)

いくつかのウイルスやカンジダなどの細菌が原因とされています。  

・カタル性口内炎

物理的刺激・機械的な要因によるもの(矯正装置やブラケット、入れ歯、義歯などが粘膜を擦る/尖る等)  

 

○なぜ矯正治療中に口内炎ができやすいのか?

矯正装置を装着すると、口の中に今までなかった「出っ張り」や「凹凸」ができます。
そのため頬や唇、舌の粘膜が装置に擦れてしまい、口内炎ができやすくなります。

・ブラケットの角やワイヤーの端が当たる

・装置が動いて少し浮いた部分に粘膜が触れる

・矯正治療による歯の動きで口の中の環境が変化する

これらが主な原因とされています

 

【当院で行っている口内炎への対策】

石岡みらい矯正歯科では、患者さんが少しでも快適に矯正治療を続けられるように、以下の工夫を行っています。

⭐︎保護材のご提供
装置が当たりやすい部分には柔らかい保護材を貼っていただくことで、粘膜への刺激を減らします。

⭐︎口内炎用の塗り薬やタブレット状の薬を口内炎へ使用していただく
痛みを和らげ、治りを早くするためのお薬をご案内します。

⭐︎尖ったブラケットを使用しない
そもそも粘膜を傷つけやすいブラケットは避け、よりなめらかな形状のものを採用しています。

⭐︎セルフライゲーションブラケットを使用(ご希望により)
ワイヤーとブラケットを結ぶ際に「結紮線(けっさつせん)」という細いワイヤーを使用することがあります。このワイヤーの切れ端が当たってしまうことがあります。結紮をしないタイプのブラケットを用いることで、口の中の引っかかりや違和感を軽減できます。

⭐︎レーザーによる治療(ご希望により)

炭酸ガスレーザー、エルビウムレーザー、ネオジウムヤグレーザーなどを照射し、殺菌・止血・組織の活性化等を行う方法です。 治療時間が短い、痛みの軽減が早い、治癒促進作用があるとされています。即効性が期待できますが、処置の際に痛みを伴うこともあります。当院では処置の際に、表面麻酔などをして、処置を行います。

【ご自宅でできるセルフケア】

上記の塗り薬やタブレット状の薬を患部に貼るいった対処方法以外に、以下のことが考えられます。

・ビタミンB群・Cを意識して摂取(野菜・果物・サプリなど)

・刺激の強い食べ物(辛いもの・酸っぱいもの)を控える

・十分な睡眠と休養で免疫力を保つ

・清潔な口腔環境を保つ(うがいや丁寧な歯磨き)

これらは口内炎からの回復を早めるために役立つと考えられています。

 

【まとめ】

矯正治療中の口内炎は、装置による物理的な刺激が大きな原因ですが、ちょっとした工夫で和らげることが可能です。
当院では、「痛みをできるだけ減らし、快適に矯正治療を続けていただくこと」 を大切にしています。

もし治療中に強い痛みや繰り返す口内炎でお困りの際は、我慢せずにお気軽にご相談いただければと思います。

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当院では石岡市をはじめ、土浦市・水戸市・つくば市・小美玉市・かすみがうら市・鉾田市・笠間市など、茨城県内のさまざまな地域から患者さまにご来院いただいております。日本矯正歯科学会認定医と日本専門医機構矯正歯科専門医が在籍しています。

電車・お車ともにアクセスしやすく、県内広域からのご相談も歓迎しております。

📍 石岡みらい矯正歯科

茨城県石岡市国府4-5-4

TEL:0299-24-4118

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