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本格矯正治療について 【茨城県石岡市の矯正歯科専門医院・石岡みらい矯正歯科】 (2025年11月5日)

永久歯列期の本格矯正治療とは ― 個性正常咬合へのアプローチ ―

 

こんにちは。茨城県石岡市、小美玉市、かすみがうら市、土浦市の矯正歯科医院の石岡みらい矯正歯科・院長の丸岡です。

今回は改めまして、当院で行なっている本格矯正治療について、概要についてお伝えできればと思い、まとめさせていただきました。ぜひ、最後までお読みいただけますと幸いです。

 

はじめに

石岡みらい矯正歯科では、成長期のお子さまの早期矯正治療(小児矯正、第一期矯正治療)から、永久歯列に移行した後、または成人の方の本格矯正治療(永久歯列期矯正治療、第二期矯正治療)まで、トータルに矯正治療をご案内しております。

 

1. 永久歯列期の矯正治療(本格矯正治療)の概要

永久歯列期とは、すべてある程度の永久歯が生えそろった時期を指し、歯列・噛み合わせの安定・審美性を総合的に整えていく段階です。

不正咬合(例:叢生・上顎前突・反対咬合・開咬など)を診断し、患者さまそれぞれの個性正常咬合を目指して治療を進めます。

個性正常咬合とは、単にきれいに並んだ歯というだけでなく、ご自身の骨格・顔貌・機能を踏まえて、長期に安定・健康的・審美的な状態を実現するための咬合を意味します。

当院では、セファログラムを含む各種レントゲン・歯科用CT・顔面/口腔内3Dスキャンなどの診断機器を活用し、患者さんそれぞれの骨格・歯列・軟組織(舌・口唇の位置など)を総合的に評価したうえで治療計画を立案しています。

治療期間・装置選択・通院頻度・メインテナンスなどについても、患者さま・ご家族としっかり相談のうえ決定いたします。

 

2. 矯正歯科治療のメリット

永久歯列期にきちんと矯正治療を行うことで、一般的には以下のようなメリットが期待できるとされています。

 

咬合機能の回復(咬み合わせの改善):

上下の歯が適切にかみ合うことで、食べ物を効率よく咬む・咀嚼する機能が得られます。

 

むし歯、歯周病の予防(メンテナンスのしやすさ):

歯間・歯肉縁下・ブラッシングが難しい部位が減り、虫歯・歯周病予防がしやすくなります。

 

咬合性外傷の改善(歯の長期安定)

歯が正しい位置・角度に納まることで、将来的な歯列崩壊・移動・歯周トラブルのリスクが低下します。

 

顔貌・発音・口腔機能の改善

開咬・反対咬合などがあると発音や舌の機能に影響することがありますが、矯正治療によって改善が期待されます。

 

審美的向上

整った歯列・美しいスマイルライン・口元のバランス改善など、見た目の自信につながります。

 

↑ 咬合を治すことで、口元の見た目の改善も期待できます

 

3. ワイヤー矯正の概要

最も一般的な矯正装置が「ワイヤー矯正」です。

歯にブラケット(矯正用装置)を付け、そこにワイヤーを通して歯を動かす力(矯正力)をかけていきます。

年々、ブラケットの形状・ワイヤーの材質・摩擦抵抗・患者さまの快適性などが向上しています。

当院では「白いワイヤー」「粘膜の刺激が小さくなる小さめのブラケット」「摩擦の少ないブラケット」「弱い持続的な力をかけることで治療初期の痛みを軽減できるニッケルチタンワイヤー」を使用するなど、患者さまの負担を最小化する工夫を行っています。

 

ワイヤー矯正の強み:

比較的幅広い症例に適用できる、治療実績が多く信頼性が高い、などが挙げられます。

 

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4. 舌側矯正・インビザラインの概要

①舌側矯正(リンガル矯正)

マルチブラケット装置を歯の裏側(舌側)につける矯正治療です。

表側から矯正装置が見えにくいため「見た目が気になる方」「職業上装置が目立つのを避けたい方」に適しています。

裏側の装置ゆえに初期の違和感や発音の変化が出ることがあるため、当院では装着後の丁寧なフォロー・発音チェックを行っています。

ブラッシング指導やパウダークリーニングも併用し、虫歯予防にも配慮します。

 

⭐︎関連する投稿⭐︎

舌側矯正治療について

ハーフリンガルについて

舌側矯正治療中のブラッシングについて

 

②インビザライン(マウスピース型矯正装置)

透明なマウスピースを数十枚使用して少しずつ歯を移動させる方式です。取り外し可能という特長があります。

当院では、症例ごとに適応可能か正確に診断した上でインビザラインによる治療もご提案しています。

生活シーン(食事・ブラッシング・スポーツ)・患者さまの希望・通院負担などを総合して装置の選択を行います。

 

メリット:装置が比較的目立ちにくい・取り外せるのでブラッシング・食事がしやすい・清掃性が高い

デメリット:装着時間の遵守が重要(1日20~22時間目安)・適応症例がやや限定される

 

ワイヤー矯正・舌側矯正・インビザライン、それぞれにメリット・デメリットがあります。

カウンセリングと検査によって、患者さまに最も適した方式をご提案するようにしております。

 

5. リテーナー(保定装置)の必要性

矯正治療によって歯を動かした後、歯列・咬合・軟組織(舌・口唇・頬など)のバランスが整った状態でも、歯が元の位置に戻ろうとする力(後戻り)」が必ず存在します。

それを防ぐためにリテーナー(保定装置)を使用し、一定期間・あるいは長期にわたって歯の位置を安定化させます。

 

当院では、治療終了時に取り外し式または固定式のリテーナーを装着していただきます。

使用時間やその後の通院と経過確認についてをお話しし、保定期間中もパウダークリーニング・定期検査を継続して行います。

リテーナーを適切に使用することで、せっかくの矯正治療の成果を長期にわたって守ることができるとされています。

 

6. 治療開始前の流れについて

当院で本格矯正治療を始める際の一般的な流れをご紹介いたします。

①相談(初回カウンセリング)
歯並び・噛み合わせ・ご希望・お悩みをお伺いします。検査や治療の大まかなご説明を行い、ご不明点を整理します。

 

②矯正学的検査
口腔内写真・歯列模型(デジタルスキャン)・顔面・横顔写真・レントゲン(パノラマ/セファログラム)・歯科用CT撮影・3Dスキャンなどを行います。

また、口腔衛生状態・虫歯・歯周病のチェックも含まれます。

 

③診断・治療計画のご提示
検査データを基に、不正咬合の分類・骨格条件・歯列移動のシミュレーション・装置選択・治療期間・通院頻度・費用・リスク・代替案をご説明します。患者さま・ご家族と十分に相談の上、最終的な治療方針を決定いたします。

 

④治療開始
調整装置(ワイヤー・マウスピース・舌側装置等)の装着をスタートし、通院・清掃フォロー・定期検査を行いながら、歯の移動を進めていきます。

 

⑤保定・メインテナンス期
装置が外れた後はリテーナーを使用し、定期メインテナンスを継続します。当院では、矯正期間中・保定期間中ともに、虫歯予防・歯周病予防・ブラッシング指導・パウダークリーニングを重要視しております。

 

おわりに

永久歯列期の本格矯正治療は、歯並び・噛み合わせ・口元の印象・長期的な口腔の健康をトータルに考える大切なステップです。

装置の種類・治療方法・通院回数・清掃管理など、患者さまごとに最適なプランをご提案しております。

矯正治療をご検討中の方、あるいは「いつから始めたら良いのか」「自分の歯並びはどうなのか」迷われている方も、まずはお気軽にご相談ください。時間をしっかりと確保し、院長がじっくりお話しをお伺いいたします。

 

⭐︎上記の内容を動画にまとめてありますので、そちらもご参照ください。

(音声が出る場合があります)

ホワイトワイヤーについての解説動画もございます。ぜひ、ご覧ください。

ハーフリンガルの矯正装置について

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当院では石岡市をはじめ、土浦市・水戸市・つくば市・小美玉市・かすみがうら市・鉾田市・笠間市など、茨城県内のさまざまな地域から患者さまにご来院いただいております。日本矯正歯科学会認定医と日本専門医機構矯正歯科専門医が在籍しています。

電車・お車ともにアクセスしやすく、県内広域からのご相談も歓迎しております。

石岡みらい矯正歯科 院長:丸岡亮(歯学博士)

茨城県石岡市国府4-5-4

TEL:0299-24-4118

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