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矯正治療中に結婚式が予定されている方へ。装置は外せるの?
こんにちは。茨城県石岡市、小美玉市、かすみがうら市、笠間市、土浦市からも通っていただいている矯正歯科、石岡みらい矯正歯科・院長の丸岡です。
矯正治療を行っている患者さん、あるいは初診相談にお越しいただく方で、よくいただく相談、お悩みとして、結婚式の時、どうしようかという、ことです。記念に残るものですから、できるだけ自然な状態で式を迎えたいですよね。今回は、矯正治療と結婚式にフォーカスを当てて、当院で説明をしているおすすめの方法について、まとめてみました。ご参考にしていただけますと幸いです。
はじめに:まとめ
矯正治療中に結婚式を迎える場合でも、表側の装置を一時的に外すことで対応できるケースは多くあります。治療の進行や費用面に注意は必要ですが、事前にしっかり計画すれば、見た目も治療も両立することは十分可能です。ライフイベントに配慮しながら柔軟に対応しています。
20代・30代は人生の大きな節目が重なる時期
20代や30代は仕事や生活環境の変化に加え、結婚という大きなライフイベントを迎える方が多い時期です。歯並びが気になっていても、忙しさや予定の不確実さから、矯正治療に踏み出せないという声もよく伺います。
一方で、当院では矯正治療を始める年齢層として、学童期に次いで20代の方が多くなっています。社会人になり、自分の見た目や健康に意識が向くタイミングで治療を検討される方が増えているためです。
ただしその中でよくあるお悩みが、結婚式や前撮りと矯正治療のタイミングが重なることです。装置が見えるのではないか、写真に残るのが気になるといった不安はとても自然なものです。
結婚式と矯正治療は両立できます
まずお伝えしたいのは、結婚式があるからといって矯正治療をあきらめる必要はないということです。方法はいくつかありますが、その中でも現実的で多くの方が選ばれているのが、ワイヤー矯正の装置を一時的に外すという方法です。
結婚式や前撮りのタイミングに合わせて装置を外し、イベントが終わった後に再度装着することで、見た目を気にせず当日を迎えることができます。実際にこの方法を選ばれる患者さんは少なくありません。当院では月に2人程度はいると思います。特に20代の方では、結婚式を一つの区切りとして治療計画を立てるケースも多く見られます。

ワイヤー矯正を一時的に外す際のポイント
ワイヤー矯正の一時的な取り外しは現実的な選択肢ですが、いくつか理解しておいていただきたい点があります。
まず、装置を外している期間は歯の移動が一時的に止まります。そのため、全体の治療期間は多少延びる可能性があります。
また、歯は元の位置に戻ろうとする性質があるため、わずかな後戻りが起こることがあります。再装着後に調整が必要になる場合もあります。
さらに、装置の再装着には追加の費用がかかることがあります。これは医院ごとに異なりますので、事前の確認が重要です。
ただし、これらは適切に管理すれば大きな問題にならないケースがほとんどです。治療の流れを理解したうえで計画的に行えば、リスクは十分コントロールできます。
他の選択肢は?
マウスピース矯正や裏側矯正といった方法もありますが、それぞれに適応と特徴があります。
マウスピース矯正は見た目の面では優れていますが、すべての症例に適しているわけではありません。また、装着時間の自己管理が重要になります。
舌側矯正(裏側矯正)は目立ちにくいというメリットがありますが、違和感や費用の面でハードルを感じる方もいらっしゃいます。
ワイヤー矯正は幅広い症例に対応でき、治療の確実性が高い方法です。その上で必要なタイミングだけ外すという考え方は、見た目と治療のバランスをとる現実的な選択と言えます。
後悔しないために大切なこと
結婚式は人生の中でも特別な一日です。その一方で、矯正治療も将来にわたる大切な投資です。どちらも大事にするために重要なのは、早い段階で相談することです。
結婚式の予定が決まっている場合はもちろん、予定がありそうという段階でも問題ありません。スケジュールを共有していただければ、それに合わせた治療計画を立てることができます。
前撮りと本番のタイミングを分けることで調整しやすくなるケースもありますし、治療の進行具合によっては外さなくても目立ちにくい状態にできることもあります。
当院でのサポート体制
当院では、こうしたライフイベントに対してできる限り柔軟に対応しています。
・装置を外すタイミングや期間
・再装着の時期
・治療への影響の最小化
・費用の説明
これらを事前にしっかり共有したうえで、その方にとって無理のない形を一緒に考えていきます矯正治療は長い期間にわたるものだからこそ、生活に寄り添うことが大切だと考えています。
よくあるご質問
Q:結婚式の直前に外すことはできますか
可能な場合が多いですが、治療の段階によって判断が必要です。早めのご相談をおすすめします。
Q:どのくらいの期間外していられますか
数日から数週間程度であれば対応できることが多いですが、期間が長くなるほど影響も大きくなります。
Q:治療が大きく遅れることはありますか
適切に管理すれば大きな遅れにはならないケースがほとんどですが、多少の延長は想定しておくと安心です。
当院からの提言とまとめ
矯正治療と結婚式は、どちらかをあきらめるものではありません。装置を一時的に外すという選択肢も含めて、方法はいくつもあります。大切なのは、一人で悩まずに相談していただくことです。
当院では、結婚式という大切なイベントを安心して迎えられるよう、治療計画から当日のことまでしっかりサポートいたします。これから矯正治療を検討されている方も、すでに治療中で悩まれている方も、遠慮せずにご相談ください。
人生の大切な節目と、その先の長い時間のための治療。そのどちらも大切にできるよう、私たちが伴走していきます。
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当院では石岡市をはじめ、土浦市・水戸市・つくば市・小美玉市・かすみがうら市・鉾田市・笠間市など、茨城県内のさまざまな地域から患者さまにご来院いただいております。日本矯正歯科学会認定医と日本専門医機構矯正歯科専門医が在籍しています。
電車・お車ともにアクセスしやすく、県内広域からのご相談も歓迎しております。
石岡みらい矯正歯科 院長:丸岡亮(歯学博士)
茨城県石岡市国府4-5-4
TEL:0299-24-4118
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