こんにちは。
茨城県石岡市、小美玉市、かすみがうら市、笠間市、土浦市からも通っていただいている矯正歯科、石岡みらい矯正歯科 院長の丸岡亮です。
本日は、アライナー(マウスピース型矯正装置)のセミナーに参加してきました。
今回のテーマは、Ormco社の「Spark(スパーク)」システム。主に、すでにアライナー矯正の臨床経験がある歯科医師を対象とした、より実践的な内容のセミナーでした。


アライナー(マウスピース矯正)の装置(メーカー)はいくつかあります
現在、アライナーを提供しているメーカーはいくつかあり、それぞれ素材やシステム、治療計画の考え方などに特徴があります。Sparkは日本では比較的後発のアライナーシステムですが、その分、これまでのアライナー治療の課題を踏まえた工夫が加えられています。
このシステムの特徴は「素材」。歯を動かすためには、単に強い力をかければよいわけではなく、適切な力をできるだけ持続的に加えることが重要です。アライナーの素材にも、そのためのさまざまな工夫がされています。こうした素材の進化は、計画した歯の動きの実現性を高めることだけでなく、装着時の痛みや違和感の軽減にもつながる可能性があります。
治療を確実に進めるための工夫
また、今回のセミナーでは製品そのものだけでなく、各講師の先生方が日々の臨床で行っている細かな工夫や、治療をより確実に進めるための考え方についても学ぶことができました。
アライナー治療は、装置を渡して終わりではなく、アライナーには得意な歯の動きと苦手な歯の動きがあり、症例によってはアライナーだけでの治療が適していないこともあります。さらに、患者さんに決められた時間きちんと装着していただくことも、治療結果を大きく左右します。
そのため、
・治療開始前のカウンセリング
・装着時間などの協力を維持する工夫
・治療中の適切なモニタリング
・医院内での治療手順の標準化
などがとても重要です。
予定どおりに歯が動いているかを適切に確認することで、治療途中でアライナーを作り直す「リファインメント」をできるだけ減らすことにもつながります。
複数の治療方法、アライナーから症例ごとに選択
当院では、一つの装置に治療方法を限定していません。治療計画や患者さんのご希望に応じて、ワイヤー矯正、アライナー矯正、リンガル矯正(裏側矯正)などから治療方法を選択しています。
アライナーについても、インビザライン、クリアコレクト、Spark、さらに院内で製作するインハウスアライナーなど、それぞれの特徴を考慮しながら使い分けています。また、症例によっては最初から最後までアライナーだけで治療するのではなく、一部の歯の移動をワイヤー矯正で行った後にアライナーへ切り替える方法も選択肢になります。
「できるだけ目立たない装置で治療したい」「自分にはどの矯正装置が合っているのか知りたい」そんな方にも、複数の選択肢をご案内できるよう、これからも治療技術と院内の体制をアップデートしていきたいと思います。今回学んだ内容も、明日からの診療に少しずつ取り入れていきます。
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石岡みらい矯正歯科 院長:丸岡亮(歯学博士)
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