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ワイヤーもアライナーも、鍵は「装置の精度」|矯正治療を支える技工とは (2026年1月15日)

 

「矯正装置って、どこで作っているの?」

「マウスピース矯正は設計が大事って聞くけど、何が違うの?」

 

こんにちは。茨城県石岡市、小美玉市、かすみがうら市、土浦市の矯正歯科医院、石岡みらい矯正歯科です。

 

矯正治療は、歯を少しずつ理想の位置へ動かす治療です。実はその土台になるのが、一人ひとりに合わせて作られる装置の精度。同じ治療方針でも、装置のフィットや再現性が違うと、治療の進み方や安定性に差が出ることがあります。

今回は、矯正装置を作る「歯科技工」について、まとめてみました。ぜひ、最後までお読みいただけますと幸いです。

 

 

矯正治療は、装置で歯を動かす医療

 

矯正治療では、リンガルアーチ、拡大装置、機能的矯正装置、リテーナー、アライナーなど、目的に応じて装置を使い分けます。装置は「見た目」だけではなく、

どの歯に

どれくらいの力を

どの方向に

どのタイミングで

伝えるかを担う、いわば治療の心臓部分です。

だからこそ、矯正治療は、失ったものを補う治療ではなく、今ある歯をより良い位置へ整えて将来のQOL向上に貢献する治療であり、装置の精度が重要になります。

 

↑ 矯正装置は既製品ではなく、技工士さんの手によって作られています。装置の精度が治療の精度に強く関わります。

 

 

「装置の精度」とは具体的に何か

 

患者さんに伝わりやすいように、精度を3つに分けて説明します。

 

フィット(適合)

装置が歯や歯列にズレなくはまること。

適合が甘いと、装置が浮く・外れやすい・痛みが出る・狙った力が入らない、などにつながります。

 

再現性(品質管理)

同じ設計でも、作り方や材料管理で結果が変わります。

矯正は長期治療なので、途中の修理・再製作が必要になることも。再現性が高いほど、治療がスムーズです。

 

目的どおりの機能(力のコントロール)

例えば拡大装置なら「どこをどれくらい拡げるか」、リテーナーなら「どこを保持し、どこを許容するか」。

装置の目的が形として正しく表現されているかが治療結果に影響します。

 

 

 

矯正歯科における「歯科技工」の役割

 

一般歯科の技工と違い、矯正の技工は「歯を動かす/保持する」ための装置が中心です。

代表例として、

リテーナー(保定装置):治療後の歯並びを安定させる

拡大装置・リンガルアーチなど:成長や歯列の状態に合わせて設計・作製

模型・マウスピース関連:精度管理(資料の扱い方、変形防止、工程管理)

などがあります。

患者さんから見えるのは装置の一部ですが、裏側には「精度を作り込む工程」があります。

 

 

マウスピース矯正時代に、設計が重要な理由

 

アライナー治療は、ワイヤー矯正以上に、デジタル上の治療計画(設計)が治療の質を左右します。なぜなら、アライナーは基本的に「装置に組み込まれた動き」を順番に実行していく治療だからです。

どの歯を先に動かすか

どれくらいの移動量にするか

途中でどんな工夫(保持・回転・圧下など)を入れるか

こうした設計思想が、装置の形に反映されます。

 

今後は海外で進んでいるように、医院内で製作するインハウスアライナーなど、技工とデジタルの融合領域がさらに広がる可能性があります。

 

 

院内で装置を作るメリット・注意点

メリット

修理・再製作のスピードが上がりやすい

診療室での装着状況を見て、次の製作にフィードバックしやすい

クリニックの治療方針に合わせた細かな調整が可能

↑ 装置の適合の確認、治療方針を設計に落とし込むことも容易になります

 

 

注意点

品質管理(材料・工程・衛生)が重要

経験と教育体制がないと、再現性が落ちるリスク
→ だからこそ矯正歯科では、診療側と技工側の連携・教育が大切になります。

 

 

 

歯科業界向け:なぜ「矯正×技工」は未経験が多いのか

 

歯科技工士養成課程では、矯正装置に十分な時間が割かれないこともあります。一方で矯正歯科は、装置の目的・力学・臨床の流れが密接につながるため、“現場で学ぶ”要素が大きい分野です。

矯正医側には装置を自作して学ぶ文化もあり、診療と技工を行き来しながら精度を高める発想が根付きやすい領域、とも言えます。

 

⭐︎【矯正歯科×歯科技工士】仕事内容について(募集も行っております)

 

 

まとめ

 

矯正治療は、ドクターの診断や治療計画だけでなく、装置の精度によって治療が支えられています。

ワイヤーでもマウスピースでも、装置は「治療を実行する道具」。その裏側には、目立たないけれど重要な技工の仕事があります。

当院でも、診療と技工が連携しながら、患者さんの治療が安全に、確実に進むように体制づくりを進めています。

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当院では石岡市をはじめ、土浦市・水戸市・つくば市・小美玉市・かすみがうら市・鉾田市・笠間市など、茨城県内のさまざまな地域から患者さまにご来院いただいております。日本矯正歯科学会認定医と日本専門医機構矯正歯科専門医が在籍しています。

電車・お車ともにアクセスしやすく、県内広域からのご相談も歓迎しております。

石岡みらい矯正歯科 院長:丸岡亮(歯学博士)

茨城県石岡市国府4-5-4

TEL:0299-24-4118

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