LINEで予約 24時間Web予約

LINE初診相談

初診WEB予約

電話予約

矯正治療中の電動歯ブラシの活用について【茨城県石岡市・石岡みらい矯正歯科】

こんにちは。石岡みらい矯正歯科です。

矯正治療中の患者さんはいわゆるワイヤー矯正の装置(マルチブラケット装置)がついている方が多いかと思います。治療中に苦労することの最上位として歯ブラシが難しいということではないでしょうか。特に虫歯にならないかとても心配ですよね。

当院ではワイヤー矯正の装置をつけた方には、歯ブラシグッズの紹介や実際に診察時に歯ブラシ指導を行なっていますが、今回は質問の多い電動ブラシについて、当院の考えをまとめましたので、お伝えできればと思います。

↑ 電動ブラシは効率よく磨けそうということで人気ですよね

なぜブラケット中は磨きにくいの?

ブラケット(歯についているボタン)やワイヤーが歯面に段差を作るため、プラーク(歯垢)がこすっても落ちにくくなります。矯正装置装着中は、プラーク付着量と歯ぐきの炎症リスクが上がることが多くの研究で示されています。歯が白く不自然に変色してしまう白斑(ホワイトスポット)や歯肉炎は矯正中の代表的な合併症(副作用)です。

汚れが残りやすい場所(要チェックポイント)

・ワイヤーの下(歯冠中央部の直上):ブラシ毛が届きにくく、プラーク帯が残りやすい。

・ブラケット周囲のきわ:特に歯ぐき寄りに汚れが停滞しやすい。

・ブラケット間の歯間部・溝:フロスやタフトの補助が必要。

これらは近年の研究結果でも、これら部位の清掃が難所であることが示唆されています。 

汚れが残ると何が起きる?

・むし歯・白斑:プラーク中の酸で脱灰が進み、白い斑点(ホワイトスポット)やむし歯の原因になります

・歯肉炎・出血:装置周りの炎症が持続・増悪しやすくなります。

・治療の効率低下:炎症管理や装置破損対応が増え、通院回数や治療期間が延びるリスクが指摘されています(直接「歯の動きが遅くなる」と断定はできませんが、臨床的には治療効率に悪影響を及ぼします)。 

電動歯ブラシは有効?

結論:有効です(正しい使い方が前提)

電動歯ブラシは手用ブラシよりプラークと歯肉炎の指標を下げやすいという総説・系統的レビューが複数あります(一般集団および矯正患者を含む)。ただし効果の大小は個人の使い方に左右されます。

電動ブラシには動かし方、機構により主に以下の2種類のものがあります。

・回転式(OR):ブラシが小さく円運動をするもの。ブラウン社のものが有名です。いくつかの試験と総説で短期ではプラーク・歯肉炎の低減がやや優位という結果もあります。 

・超音波/ソニック式:高周波の横振動で流体力(音波流)も期待。快適性や感覚が合う人が多く、装置周りでの取り回しがしやすいという臨床的利点があります。一方で、ORより常に優れるという確定的エビデンスは現状ありません。 

当院の推奨:

高周波ソニック(超音波式)を推奨。理由は①動作音・振動が比較的マイルドで受容性が高い、②ブラケット列に沿って“なでる”動きでカバーしやすい、③広いヘッドでワイヤー下に流体力が届きやすい――という臨床運用上の利点です。

ただし、ORで結果が良い患者さんもいます。最重要は“上手に使えるかであり、患者さんの嗜好と手技の上達を重視して選択します(研究間で差が小さい/相反もあるため)。 

正しく使えば「手用ブラシより炎症予防に有利」

複数のRCT(臨床研究の中で信頼性の高い研究方法で比較されたもの)で、電動(OR/ソニック)が手用ブラシよりプラーク・歯肉炎を有意に低減した報告があります。

↑ もちろん通常のブラシでまずは正しい当て方を覚えてみましょう

電動ブラシが「合わない」ケースもある

ここまで電動ブラシの有用性をお伝えしてきましたが、合わない人もいます。(院長もなかなか慣れずに修行中です)

振動音や感覚が苦手、知覚過敏が強い方には向いていないとされ、慣れるのに時間がかかります。その場合は従来型の手用ブラシ+タフト+補助清掃で併用します。

タフトブラシ(ポイント磨き)も重要です

シングルタフトは、ブラケットの歯ぐき側縁・ワイヤー下・最後臼歯遠心などピンポイント清掃に有効。手用+タフト併用でプラークコントロールが向上した臨床研究があります。

↑ 小さいヘッドのタフトブラシは有用です

複数のメーカーで替えのブラシで用意されています

使い方のお勧め

①歯ぐき側→切端側へ“2面攻め”:ブラケットの歯ぐき側縁を45°で当て、次に切端側縁も同様に。当てる→少しスライド、を1歯あたり数秒。

↑ 傾けて磨くと良いでしょう

②ワイヤーの下:ヘッドの先端をワイヤー下の帯状部に沿わせ、左右に小さく動かす。

↑ ワイヤーの下も上下に動かして磨きましょう

③犬歯~臼歯の遠心部:死角になりやすいのでタフトで仕上げ磨き。

↑  タフトブラシのみ手で磨く方も多いです

④歯間清掃:細い歯間ブラシやできる方はフロスを追加します。

↑ 勢いのある水流で磨くジェットウォッシャーもお勧めです

またその際に、フッ化物配合(1000–1450ppm目安)のペースト、うがい薬を使用すると良いでしょう。

 

電動ブラシは上手に使えば効率よくブラッシングができる良い道具になります。おすすめのメーカーなどのご質問はぜひ、スタッフまでお伺いください。

————————————————————————

当院では石岡市をはじめ、土浦市・水戸市・つくば市・小美玉市・かすみがうら市・鉾田市・笠間市など、茨城県内のさまざまな地域から患者さまにご来院いただいております。日本矯正歯科学会認定医と日本専門医機構矯正歯科専門医が在籍しています。

電車・お車ともにアクセスしやすく、県内広域からのご相談も歓迎しております。

📍 石岡みらい矯正歯科 院長:丸岡亮(歯学博士)

茨城県石岡市国府4-5-4

TEL:0299-24-4118

👉 最新情報は 公式Instagram でも発信中!ぜひフォローをお願い致します!

 

List of probably useful references

Erbe C, Klukowska M, Tsaknaki I, Timm H, Grender J, Wehrbein H. Efficacy of 3 toothbrush treatments on plaque removal in orthodontic patients assessed with digital plaque imaging: a randomized controlled trial. Am J Orthod Dentofacial Orthop. 2013;143(6):760-766. doi:10.1016/j.ajodo.2013.03.008.  

Erbe C, Klees V, Braunbeck F, et al. Comparative assessment of plaque removal and motivation between a manual toothbrush and an interactive power toothbrush in adolescents with fixed orthodontic appliances: a single-center, examiner-blind randomized controlled trial. Am J Orthod Dentofacial Orthop. 2019;155(4):462-472. doi:10.1016/j.ajodo.2018.12.013.  

ElShehaby M, ElMongy S, Abouelezz AM, Aziz MG, Elkhadem AH. Powered vs manual tooth brushing in patients with fixed orthodontic appliances: a randomized clinical trial. Am J Orthod Dentofacial Orthop. 2020;158(6):e125-e133. doi:10.1016/j.ajodo.2020.07.026.  

Adam R, Goyal CR, Qaqish J, Grender J. A randomized clinical trial to evaluate the plaque removal efficacy of an oscillating-rotating versus sonic toothbrush among orthodontic patients. Am J Dent. 2021;34(1):54-60. PMCID: PMC8117681.  

van der Sluijs E, Slot DE, Hennequin-Hoenderdos NL, Valkenburg C, van der Weijden FGA. The efficacy of an oscillating-rotating power toothbrush compared to a high-frequency sonic power toothbrush on parameters of dental plaque and gingival inflammation: a systematic review and meta-analysis. Int J Dent Hyg. 2023;21(1):77-94. doi:10.1111/idh.12597. PMCID: PMC10084121.  

Thomassen TMA, van der Weijden FGA, Slot DE. The efficacy of powered toothbrushes: a systematic review and network meta-analysis. Int J Dent Hyg. 2022;20(1):3-17. doi:10.1111/idh.12563. PMCID: PMC9303421.  

Yaacob M, Worthington HV, Deacon SA, et al. Powered versus manual toothbrushing for oral health. Cochrane Database Syst Rev. 2014;(6):CD002281. doi:10.1002/14651858.CD002281.pub3.  

Johal A, Shagmani M, Alfuraih O, Arad I. Long-term comparison of the efficacy of manual versus powered toothbrushing in adolescent orthodontic patients: a single-centre, parallel-design randomized clinical trial. Eur J Orthod. 2023;45(6):808-817. doi:10.1093/ejo/cjad042. PMCID: PMC10803043.  

Kozak U, Lasota A, Chałas R. Changes in distribution of dental biofilm after insertion of fixed orthodontic appliances. J Clin Med. 2021;10(23):5638. doi:10.3390/jcm10235638.  

de Almeida Cardoso M, Saraiva MC, Tourino LF, et al. Alterations in plaque accumulation and gingival condition during orthodontic treatment. Dental Press J Orthod. 2015;20(3):44-49. PMCID: PMC4445223.  

Moolya NN, Jain S, Parashar A, et al. Orthodontic bracket designs and their impact on microbial load: a systematic review. J Orthod Sci. 2014;3(4):125-131. PMCID: PMC4238080.  

Hussain U, Wahab A, Kamran MA, et al. Prevalence, incidence and risk factors of white spot lesions associated with orthodontic treatment: a systematic review and meta-analysis. Orthod Craniofac Res. 2025;28(2):379-399. doi:10.1111/ocr.12888.  

Al-Blaihed D, Alrashed M, Alqahtani A, et al. White spot lesions in fixed orthodontics: a literature review. Dent J (Basel). 2024;12(4):85. PMCID: PMC11356355.  

Aykol-Sahin G, Ay-Kocabas B, Mert B, Usta H. Effectiveness of different types of toothbrushes on periodontal health in orthodontic patients with gingivitis: a randomized controlled study. BMC Oral Health. 2024;24:1289. doi:10.1186/s12903-024-05084-x.  

Farook FF, Alyafi R, Kashbour W, Alshoaibi A, Al Dallal S. The efficacy of manual toothbrushes in patients with fixed orthodontic appliances: a randomized controlled clinical trial. BMC Oral Health. 2023;23(1):305. doi:10.1186/s12903-023-03035-6. PMCID: PMC10207602.  

Sawan N, Gassem AB, Alkhayyal F, et al. Effectiveness of Super Floss and Water Flosser in plaque removal for patients undergoing orthodontic treatment: a randomized controlled trial. Int J Dent. 2022;2022:1344258. doi:10.1155/2022/1344258. PMCID: PMC9452981.  

AlMoharib HS, Aldahmash AH, Almutairi AM, et al. The effectiveness of water jet flossing and interdental flossing in orthodontic patients: a randomized clinical trial. Saudi Dent J. 2024;36(2):101-108. PMCID: PMC11055227.  

Erbe C, Klukowska M, Timm H, Grender J, Wehrbein H. Evaluation of plaque removal by an oscillating-rotating vs sonic power toothbrush in orthodontic patients: randomized clinical evidence (overview of comparative trials). Int Dent J. 2020;70(Suppl 1):S7-S15. PMCID: PMC9379188 (trial portfolio cited within).  

Erbe C, Klukowska M, Biesbrock A, et al. A randomized multicentre study on interdental brush cleaning around brackets in patients with fixed orthodontic appliances. Am J Orthod Dentofacial Orthop. 2023;164(6):e253-e262. doi:10.1016/j.ajodo.2023.09.017.  

Hasegawa I, Nogueira Filho GR, Isaka A, et al. Effectiveness of a single-tuft toothbrush for control of newly formed dental biofilm at the dentogingival area. RSBO (Rev Sul-Bras Odontol). 2016;13(2):77-83.  

van Straelen N, Dekeyser C, Vandamme R, et al. Evaluation of plaque removal by a single-headed versus a triple-headed toothbrush: a randomized clinical trial. Int J Dent Hyg. 2024;22(4):e131-e139. PMCID: PMC11223639.  

矯正治療中の楽器演奏について【茨城県石岡市・石岡みらい矯正歯科】

こんにちは。石岡みらい矯正歯科です。

当院では吹奏楽部や音楽系の部活動に所属している患者さんから、

「矯正装置をつけても楽器を吹けますか?」という質問をよくいただきます。

矯正治療中の演奏は、最初のうちは少し違和感がありますが、

多くの場合、工夫と慣れによって問題なく続けられることがわかっています。

今回は、吹奏楽部の方が安心して演奏を続けられるよう、

「どんな心配が多いのか」「楽器ごとの影響」「慣れるための工夫」について解説します。

○お伝えしたいこと

演奏は継続可能です。

ただしアンブシュア(口の形・筋活動)が変わるため、慣れ期間が必要になります。

とくに金管(トランペット>ホルン>トロンボーン/ユーフォ)は影響大きく、木管は中等度とされています。

↑金管楽器の方が影響は大きいとされているようです

音の出し方(発音・アタック)と高音域のコントロールに一時的影響が出ます。口唇・前歯にかかる圧と舌位の微調整が必要になります。

音程のズレ(ピッチ)は「口腔前庭の厚み・唇の可動性低下」による一時的なものが中心で、多くは数週間程度で回復するとされています。

プロや上級者も矯正治療中に演奏しているとの報告が多数あります。

かつては吹く楽器の演奏は矯正治療へ影響が大きい(前歯へ過度な力がかかるため)と言われていましたが、近年の報告では有意ではないと考えられています。

また、不正咬合の改善がパフォーマンスの向上に寄与するのではないかといったシステマティックレビューもあります。

吹奏楽部の患者さんがよく心配すること

* ワイヤーやブラケットが唇に当たって痛くない?

* 音が出しにくくならない?

* リードやマウスピースの当たり方が変わらない?

* コンクール前など、演奏に支障が出る期間はどれくらい?

* 取り外し式のマウスピース矯正(インビザライン)は演奏に向いている?

どれももっともな不安です。

しかし実際には、「装置の種類」「楽器の種類」「慣れるまでの期間」によって

影響の度合いが大きく異なります。

楽器ごとの影響と注意点

一般的に、金管楽器が木管楽器と比べ影響大きいとされています。

 

痛みや違和感を減らすための工夫

1. 矯正用ワックスを使用しましょう

    唇が装置に当たる部分にワックスをつけることで、痛みを軽減できます。

2. リップクリームをこまめに使用しましょう

    乾燥した状態では摩擦が強くなりやすいため、保湿が大切です。

3. 演奏前後の口腔ケアを丁寧にしましょう

    マウスピース周りに汚れがたまりやすくなるため、ブラッシング・うがいを丁寧に行いましょう。

4. 装置調整直後の練習時間を工夫しましよう

    ワイヤー交換の翌日は強い圧がかかることがあります。無理をせず短時間の練習から再開しましょう。

 

推奨される早く慣れるための工夫

○装置がついた新しいアンブシュアを「自分の新しい基準」として慣らす

・マウスピースを当てる時間を少しずつ増やす

・短時間でも毎日吹くことで感覚を取り戻す・なれる

 調整翌日の練習は短時間×分割(ロングトーン→基礎)で行い、高音・強音は数日遅らせると良いとの報告もあります

・姿勢と呼吸の安定を意識して、口元の力に頼りすぎない

個人差はありますが、矯正治療を始めた多くの吹奏楽部員の方が、1~2週間ほどで違和感が軽減し、1か月ほどで以前のように吹けるようになるとされています。

本番前などは大きな調整は避けた方が良いので、あらかじめ、担当医に相談してください。

 

↑ ぜひ、練習の機会を増やしてみましょう

 

矯正治療中でも音楽を続けられます

矯正治療と吹奏楽の両立は、

「最初の慣れ」と「ちょっとした工夫」で十分可能です。

マウスピースやブラケットがあっても、

みなさんの「音楽を続けたい」という気持ちを応援しています。

歯並びの改善が演奏面で向上する可能性も高いと考えられますので、是非、治療を頑張って進めてほしいと思っています。

もし痛みが強い、装置が当たって吹けないなどの時は、お気軽にご相談ください。

装置の調整やワックスの使用法など、個別にアドバイスいたします。

————————————————————————

当院では石岡市をはじめ、土浦市・水戸市・つくば市・小美玉市・かすみがうら市・鉾田市・笠間市など、茨城県内のさまざまな地域から患者さまにご来院いただいております。日本矯正歯科学会認定医と日本専門医機構矯正歯科専門医が在籍しています。

電車・お車ともにアクセスしやすく、県内広域からのご相談も歓迎しております。

📍 石岡みらい矯正歯科

茨城県石岡市国府4-5-4

TEL:0299-24-4118

👉 最新情報は 公式Instagram でも発信中!ぜひフォローをお願い致します!

 

List of probably useful references

Raney NA. The effects of orthodontic appliances on wind-instrument players. J Clin Orthod. 2006;40(6):384-387.

Hernández RL, Arias-Luxán S, Sauro S, Lanuza A. The influence of wind musical instruments on the orofacial system. Diagnostics (Basel). 2024;14(20):2342. doi:10.3390/diagnostics14202342

Clemente MP, et al. Tooth position in wind instrument players: dentofacial characteristics. Int J Environ Res Public Health. 2021;18(8):4306. doi:10.3390/ijerph18084306

Masiulytė V, Žarovienė A, Švalkauskienė V. Orthodontic problems among string and wind instrument players. Stomatologija (Baltic Dental and Maxillofacial Journal). 2021;23(2):41-47.

Macovei G, et al. Changes in dento-facial morphology induced by wind musical instruments. Life (Basel).2023;13(7):1528. doi:10.3390/life13071528

Czech NP, et al. Wind instruments and oral health: challenges faced by musicians. Int J Environ Res Public Health.2024;21(4)

Clemente MP, Moreira A, Mendes J, Ferreira AP, Amarante JM. Wind instrumentalist embouchure and the applied forces on the perioral structures. Open Dent J. 2019;13:107-114. doi:10.2174/1874210601913010107

Grammatopoulos E, White AP, Dhopatkar A. Effects of playing a wind instrument on the occlusion. Am J Orthod Dentofacial Orthop. 2012;141(2):138-145. doi:10.1016/j.ajodo.2011.06.044

Czech NP, Alt KW. Wind instruments and oral health: challenges faced by professional wind musicians. Dent J.2024;12(10):306. doi:10.3390/dj12100306

van der Weijden FN, Kuitert RB, Berkhout FRU, van der Weijden GA. Influence of tooth position on wind instrumentalists’ performance and embouchure comfort: a systematic review. J Orofac Orthop. 2018;79:205-218.

Masiulytė V, Žarovienė A, Švalkauskienė V. Orthodontic problems among string and wind instrument players. Stomatologija. Baltic Dental and Maxillofacial Journal. 2021;23(2):41-47.

Macovei G, et al. Changes in dento-facial morphology induced by wind musical instruments. Life (Basel).2023;13(7):1528. doi:10.3390/life13071528

Gualtieri PA. May Johnny or Janie play the clarinet?: The Eastman study: A report on the orthodontic evaluations of college-level and professional musicians who play brass and woodwind instruments. Am J Orthod. 1979;76:260-276.

 

 

 

矯正治療中のスポーツについて【茨城県石岡市・石岡みらい矯正歯科】

こんにちは。石岡みらい矯正歯科です。

矯正治療を考えている中高生の中には、部活動を続けたいという思いがあってワイヤー矯正に踏み切れない方が少なくありません。特に運動部・吹奏楽部の方からよく聞く不安には、次のようなものがあります。

・口の中が切れる・頬・唇の内側を傷つけないか
硬いワイヤーやブラケット(特に先端部分)が粘膜を刺激し、打撲や接触で裂傷や擦過傷を起こすのではないか、という心配。

・矯正器具が壊れないか
スポーツ中の衝撃でワイヤー変形・ブラケット脱離などが起こり、治療計画が遅れてしまうのでは、という不安。

・運動により歯の痛み・装置の違和感の増えないか
激しい運動による影響や息遣いの変化、口の乾燥などが刺激因となって痛みや違和感が強くなるかもしれないという懸念。

・演奏・吹奏楽との相性
吹奏楽部では「金管楽器を吹けるか」「唇周囲にひっかからないか」「演奏までの慣れ期間は?」という質問がよく出ます。

・スポーツマウスガードとの併用できるのか(ラグビーなどのコンタクトスポーツ)
矯正器具をつけたまま、マウスガードは使えるの?呼吸しにくくならない?という疑問があります。

これらに関して、当院で考えていることをお伝えできればと思います。

⭐︎概要は動画でもご視聴できます⭐︎

まず、お伝えしたいこと

ワイヤー矯正の装置を装着することで、口の中などが傷つくリスクは増える傾向があります。しかし常に傷だらけという訳ではなく、一時的なもののように感じます。

きちんと対策を取ればほとんどの部活・スポーツは続けながら治療できる可能性があると業界では考えられています。心配な方はスポーツ用のマウスガードの使用をお薦めしています。

実際のリスク:怪我・破損・切傷

強い衝撃が口元に加わると、ワイヤー先端が粘膜を傷つける可能性があります。また、ブラケットが取れてしまったりワイヤーの折れたり、変形してしまった場合は、唇・頬・舌の裂傷や擦過傷を引き起こす原因となりえます。 

一方で、これらの問題は臨床経験的には、強い衝撃がかかりそうなコンタクトスポーツ(ラグビー、アメフト、格闘技など)と突発的なけがに限られる傾向があると思います。

マウスガードの併用

多くのスポーツでは、マウスガード併用により上記のリスクを大幅に軽減できるとされています。アメリカ矯正歯科医会(AAO)は、矯正患者には「矯正治療患者用のマウスガード」の使用を推奨しています。実際に日本でもいくつかのコンタクトスポーツでは、矯正治療のあるなしに関わらず、マウスガードが必要になります。

また、マウスガードそのものが矯正治療と歯の移動を妨げないかという懸念もありますが、通常は短時間・部分使用のため大きな影響は報告されていません。

マウスガードは市販の既製品とオーダーメードのものがありますが、きちんと歯面に合わせたオーダーメードタイプの方が効果があるとされています。

↑オーダーメードのものは石膏模型を作り、歯科技工士にて作成します

傷ついたとき・日常的な予防策について

当院では、以下の点を対応策としてお薦めしています。

コンタクトスポーツをする際はマウスガードの装着する
ワイヤー・ブラケットを想定して設計された専用ガードを使うことで、唇や頬の被害、器具破損のリスクを大きく下げられます。 

↑ラグビーでは必須とされています

一方で、マウスガードは慣れるまでは息苦しく感じたり、発声に影響が出るとされています。

保護用のワックスをあらかじめつけておく
事前に心配であれば、ワイヤーやブラケットの突起部をワックスで覆うことで粘膜接触を緩和できます。

↑矯正用の保護ワックス。尖って痛い部分に応急的に使用します

↑米粒くらいの量のワックスをとって、刺さって気になるところを保護します

口を乾燥させないようにする

口の中が乾燥していると粘膜が傷つきやすくなるという報告があります。水分をこまめにとって、カラカラの状態にしないようにしてみましょう。

日頃から口腔ケアをしっかりと行う
傷ができてしまった場合も、早めに粘膜が回復するように常に綺麗な口の中の環境を作っておくのが重要です。つまり装置周囲の丁寧な歯磨きとうがい薬の使用をお薦めします。

スケジュールの相談を担当医とする

特に治療が開始したばかりのワイヤーは細いものを使用しますので、変形のリスクがあります。合わせて、毎月の調整をした直後は歯が大きく動きますので、痛みやワイヤーがずれる可能性が上がることが考えられます。あらかじめ担当医と相談すると良いかもしれません。

傷ついたときの対応

粘膜が少し切れて出血がある場合:清潔なガーゼで軽く圧迫すると良いと思います。

ワイヤーが飛び出てしまった、ブラケットが取れてしまった場合:保護用のワックスでカバーをして担当の先生に相談します。当院は診療時間中であれば予約外でも対応いたします。

○傷口が治るまでは、口の中を綺麗にして、柔らかい食事に切り替えたり、刺激性食品(辛味・酸味など)回避すると良いと思います。また、舌で触ると刺激になるのと、粘膜の回復が遅くなりますので、触らないで清潔にしましょう。

○その他、大きく口の中が切れてしまって血が止まらない、顎を強くぶつけた場合は、歯科医院ではなく、歯科口腔外科がある総合病院にご連絡ください。歯が折れたり、抜けてしまった場合は、かかりつけ歯科医院や歯科口腔外科にご相談をしてください。

運動も音楽も、あなたの人生を豊かにする大切な時間です。矯正治療を始めたら、少しだけ「まずは安全策を取る」くらいの準備で大抵は大丈夫になります。

「もし装置が壊れても治せる」「マウスガードを使えば防げる」ことを知っていれば、不安はだんだん小さくなります。

あなたの理想の笑顔と、これから続く部活動・演奏活動を両立させられるよう全力でサポートしたいと思っています。ぜひ、相談してみてください。

————————————————————————

当院では石岡市をはじめ、土浦市・水戸市・つくば市・小美玉市・かすみがうら市・鉾田市・笠間市など、茨城県内のさまざまな地域から患者さまにご来院いただいております。日本矯正歯科学会認定医と日本専門医機構矯正歯科専門医が在籍しています。

電車・お車ともにアクセスしやすく、県内広域からのご相談も歓迎しております。

📍 石岡みらい矯正歯科

茨城県石岡市国府4-5-4

TEL:0299-24-4118

👉 最新情報は 公式Instagram でも発信中!ぜひフォローをお願い致します!

 

List of probably useful references

Bastian NE, et al. Mouthguards During Orthodontic Treatment: Perspectives of Orthodontists and a Survey of Orthodontic Patients. Am J Orthod Dentofacial Orthop. 2020;158(4):514-521. doi:10.1016/j.ajodo.2019.04.034  

Raghavan S, et al. Knowledge, Attitude, and Perception of Orthodontists Regarding Sports Participation. Clin Exp Res in Dentistry. 2024; (details). doi:10.1002/cre2.904  

Kalra A, et al. Wearability and Preference of Mouthguard During Sport in Orthodontic Patients. European Journal of Orthodontics / Europe PMC (2022).  

Meade MJ. Sports Mouthguards and Orthodontic Treatment. Dental Update. 2018;45(9):848-858. 

American Academy of Pediatric Dentistry. Policy on Prevention of Sports-Related Orofacial Injuries. Pediatr Dent. 2018;40(6):86-91. 

Chowdhury RU, et al. Useful Design of Custom-Made Mouthguard for Athletes With Ongoing Orthodontic Treatment. Europe PMC (2021).  

矯正治療中の着色について【茨城県石岡市・石岡みらい矯正歯科】

矯正装置って、着色してしまうの?

こんにちは。石岡みらい矯正歯科です。

矯正治療を始められる患者さんから、よくいただくご質問のひとつが 「装置に色がついてしまうのでは?」 という不安です。

特にワイヤー矯正では、装置の周りに着色が起こることがあります。

今回はその原因や注意すべき食べ物、そして当院でお薦めしている対策についてご紹介します。

 

⭐︎この投稿の概要は動画にもまとめてあります⭐︎

 

・そもそも、装置は着色するのか?

患者さんからよく、矯正治療中は着色しやすいカレーなどを避けているといった話を聞きます。やはり目立ちにくい装置をせっかく選択したので、できるだけ綺麗な状態を保ちたいですよね。

着色については、装置全てが着色するわけではなく、矯正治療で使用する装置の一部が着色します。最も着色しやすいのが、矯正治療で用いるモジュールと呼ばれるゴムで出来たもので、ブラケットの周りにつけるものです。つけた当初は透明ですが、色が変わりやすい特徴があります。これは水分やその他、色味の成分を吸収しやすい材質のためと言われています。これは交換が可能なもので、通常は毎回の診察時に交換します。

↑ 歯の周りにつける材料の一例

↑主にブラケットの間につける材料が色が変わりやすいものになります。

それ以外には、プラスチック製のブラケットが主に経年劣化で着色しやすくなります。また、一部のブラケットを装着する際の接着剤(ブラケットと歯の間)に色がつくことがあります。

 

 

なぜ矯正装置に着色するのか?

 

矯正装置に着色が生じる理由には、いくつかの要因があります。

そもそも材料が着色しやすい
樹脂やシリコンでできた結紮ゴムは、色素を吸着しやすい性質を持っています。

ブラッシングが難しい、色素が装置の周りに滞留してしまう
ワイヤーやブラケットの周囲は凹凸が多いため、歯ブラシが届きにくく、汚れや色素が残りやすくなります。特にワイヤーの下の歯面に着色が残る場合が多いように思います。

↑ワイヤー周囲の歯面に汚れが蓄積されると黄色っぽく見えてしまいます。

 

着色しやすいと言われている飲食物

 

矯正中に「着色しやすい」と言われるものには以下のようなものがあります。

コーヒー、紅茶、ウーロン茶

赤ワイン、コーラなどの色の濃い炭酸飲料

カレー、ミートソース、ケチャップ、デミグラスソース

ブルーベリーなどのベリー類、ビーツ

醤油やソースなどの濃色の調味料

チョコレートやココア

 

⭐︎こちらの動画もぜひ、ご参照ください!⭐︎

 

⭐︎関連する記事⭐︎

歯の着色(ステイン)への対策について【茨城県石岡市の矯正歯科医院・石岡みらい矯正歯科】

 

 

手軽にできる着色対策

 

矯正治療中でも、少しの工夫で着色を軽減することができると思われます。

以下がその一例です。

毎食後の丁寧なブラッシング(タフトブラシや歯間ブラシを活用)

食後すぐのうがいで色素を洗い流す

外出先では携帯用の歯ブラシやうがい薬を活用する

↑携帯用のうがい薬を持ち歩くと良いでしょう

うがい薬については、CHX(クロルヘキシジン)と呼ばれる成分の長期使用が、エラスティックの着色に影響があるとしている報告があります。可能であればアルコールフリーのものがお勧めされます。

当院でご紹介している、また、治療前に使用しているうがい薬(モンダミン・ハビットプロ)はCHXは入っていなく、またアルコールフリーですのでご安心してください。

定期的に歯科医院で装置の周りのクリーニングを受ける

 

当院での取り組み

 

石岡みらい矯正歯科では、患者さんが安心して治療を続けられるよう、以下の工夫を行っています。

•来院時のパウダークリーニングで汚れを除去

定期的な来院時に、パウダークリーニング(微細な粒子を吹き付けて汚れを剥がす方法)で、装置・歯面の着色・汚れをしっかり除去します。

•色変化しにくいセラミックブラケットの採用

樹脂系よりも色素の浸透が起きにくいセラミック素材のブラケットを選ぶことで、着色リスクを低減しています。

•ブラケット装着時に歯表面コーティング

装置の接着の際、歯面保護層(コーティング)を用いることで、汚れや色素が歯に染み込みにくくする処置を行っています。

•着色除去しやすい歯磨剤(例:リナメル)のご紹介

患者さんには、着色除去効果・低研磨性・再石灰化促進作用などを備えた歯磨剤(例:リナメルなど)をおすすめし、日常ケアをサポートしています。

•定期チェック時の装置調整・クリーニング強化

調整時に結紮ゴムを新しくしたり、装置の端部を滑らかに修正したり、装置まわりの着色をチェックして改善・清掃を行うよう努めています。

・着色しても目立ちにくいエラスティック材の使用

歯は通常、少々、黄色味を帯びています。そこで当初は白い色をしていますが、黄色味を帯びることで、歯の色に近づくように計算された材料を使用しています(軽度な着色の場合)。

矯正装置の着色は、多くの方が心配されることです。快適に治療が進められるように適切なケアのご指導と医院でのサポートによってそのお悩みを軽減できるように心がけています。気になることがありましたら、スタッフにお尋ねくださいね。

 

⭐︎関連ページ⭐︎

当院の初診相談について

本格矯正治療について

ワイヤー矯正治療の流れについて

————————————————————————

当院では石岡市をはじめ、土浦市・水戸市・つくば市・小美玉市・かすみがうら市・鉾田市・笠間市など、茨城県内のさまざまな地域から患者さまにご来院いただいております。日本矯正歯科学会認定医と日本専門医機構矯正歯科専門医が在籍しています。

電車・お車ともにアクセスしやすく、県内広域からのご相談も歓迎しております。

石岡みらい矯正歯科 院長:丸岡亮(歯学博士)

茨城県石岡市国府4-5-4

TEL:0299-24-4118

最新情報は 公式Instagram、youtube でも発信中!ぜひフォローをお願い致します!

 

       

 

List of probably useful references

Soldati DC, Silva RC, Oliveira AS, Kaizer MR, Moraes RR. Color stability of five orthodontic clear elastic ligatures. Orthodontics: The Art & Practice of Dentofacial Enhancement. 2013;14(1):e60-e65. doi:10.11607/ortho.892  

Mazhari M, et al. Color Stability of Orthodontic Elastomeric Ligatures in the Oral Environment: In Vitro Study. Journal Name (2025). 

Kawabata E, et al. Color changes of esthetic orthodontic ligatures evaluated in vitro. Journal (2016).  

da Silva VD, et al. Color changes of esthetic elastomeric ligatures evaluated in situ for 30 days. Journal (2018).  

Oliveira AS, et al. Influence of whitening and regular dentifrices on the color stability of clear elastomeric ligatures. Journal (2015).  

Guignone BC, Silva LK, Karsbergen L, et al. Color stability of ceramic brackets immersed in potentially staining solutions. Dental Press J Orthod. 2015;20(4):32-38. doi:10.1590/2176-9451.20.4.032-038.oar  

Šimunović L, Blagec T, Vrankić A, Meštrović S. Color Stability of Orthodontic Ceramic Brackets and Adhesives in Potentially Staining Beverages – In Vitro Study. Dent J (Basel). 2022;10(7):115. doi:10.3390/dj10070115  

Lopes Filho H, Maia LH, Araújo MV, Elias CN, Ruellas ACO. Colour stability of aesthetic brackets: ceramic and plastic. Aust Orthod J. 2013;29(1):13-20. doi:10.2478/aoj-2013-0003  

Nakhaei S, et al. Discoloration and force degradation of orthodontic elastomeric ligatures. Journal (2017). (PMC)  

Olteanu ND, Taraboanta I, Panaite T, Balcos C, Rosu SN, Vieriu RM, Dinu S, Zetu IN. Color Stability of Various Orthodontic Clear Aligner Systems after Submersion in Different Staining Beverages. Materials. 2024;17(16):4009. doi:10.3390/ma17164009  

Lira LF, et al. Effect of oral exposure on chemical, physical, mechanical stability of clear orthodontic aligners. Journal (2023). 

He K, Xu M, Liao W, et al. Evaluation of color stability and material surface stability of different types of clear aligners under curcumin staining in vitro. BMC Oral Health. 2025;25:1424. doi:10.1186/s12903-025-06225-6  

Brucculeri L, Pellitteri F, Falconi V, Palone M, Lombardo L. Colour Stability between In-House 3D-Printed Resin Brackets and Conventionally Aesthetic Brackets: An In Vitro Study. Appl Sci. 2024;14(13):5753. doi:10.3390/app14135753  

前歯の位置決めについて(日本矯正歯科学会のご報告)【茨城県石岡市・石岡みらい矯正歯科】

第84回日本矯正歯科学会学術大会に参加して

先日、日本矯正歯科学会に参加して参りました。日々、臨床に取り組んでいますが、新たな知見や考え方に触れる滅多にない良い機会になります。また、医療技術の進歩は早く、新しいことへ挑戦しようというモチベーションにもなります。

今回の学会で改めて勉強になったのが、「前歯の位置決め」に関する講演でした。3名の著名な方々の、前歯の位置決め、すなわち「治療後の前歯の位置をどこにするか=治療のゴール」についての考え方が示されていました。

位置決めについては色々な考え方があります。正解はありませんが、一般的には、以下の点から位置決めを行います。

①セファログラムグラム(顔の骨格を横から撮影した画像)の計測値

分析方法は非常に多岐に渡りますが、私は下顎前歯の歯軸を基準に考えるやり方をとっています。

②側貌(横顔)と正貌(スマイル時の歯の見え方)

E-Lineなどの基準値を参考にしています。

③咬合機能(適切な前歯の咬み合わせを作る)

④個々の患者さんの要望や状況

これらを組み合わせて治療計画を立てます。これらのさじ加減(カスタマイズ)がとても大切です。今回はこのさじ加減について、先生方の考え方を示されていました。

特に難しいと思ったのは長期症例の経過観察の発表で、患者さんは必ず、年をとります。つまり骨格は変わらなくても、口の周りの軟組織、頬、口角の状態は変化します。

どのように変化するかは分かりません。一般的に良いと思われていた基準を満たした仕上がりであっても、それが数十年後はどうなのかは分かりません。またレントゲン上、前歯の位置が適切と思われていても、唇の位置、歯の見え方が本当に適切かはまだ検討の余地があります。

長期経過は当然、どんな先生でも未経験で、また長期症例では資料の一貫性や種々のバイアスの問題(経過に不満の方は通院しなくなる)もあります。そのため統一見解が得られておらず、先人達の経験則をもとに診断を考えているのが現状です。ここがまだ矯正歯科学の未発達な点です。

近年ではフェイススキャナーが海外を中心に導入し始めています。今までより正確にこの前歯の位置決めと軟組織の変化について、研究が進むと思われます。企業出展ブースではたくさんのフェイススキャナーが展示されていました。当院ではまだ発売前の機器ですが、注目しているものがあり、上市し次第、導入をする予定です。

矯正の世界では韓国の先生方の発表が本当に熱量があり、内容も的確、また医療技術も完全に日本の先を行っているように感じます。よく、美容大国と言われますが、矯正治療、前歯の位置に対する期待も大きいようで、それが矯正歯科医学の進歩を牽引しているようです。

これらを含め、非常に学ぶ機会の多い学会でした。この学びを明日からの臨床に活かしていきたいと思っています。

⭐︎関連する記事⭐︎ 口ゴボ(上下顎前突)について

————————————————————————-

当院では石岡市をはじめ、土浦市・水戸市・つくば市・小美玉市・かすみがうら市・鉾田市・笠間市など、茨城県内のさまざまな地域から患者さまにご来院いただいております。日本矯正歯科学会認定医と日本専門医機構矯正歯科専門医が在籍しています。

電車・お車ともにアクセスしやすく、県内広域からのご相談も歓迎しております。

📍 石岡みらい矯正歯科

茨城県石岡市国府4-5-4

TEL:0299-24-4118

👉 最新情報は 公式Instagram でも発信中!ぜひフォローをお願い致します!

矯正治療中の口内炎について【茨城県石岡市・石岡みらい矯正歯科】

つらい、その口内炎の対策は?

 

こんにちは。石岡みらい矯正歯科です。

矯正治療を受けている患者さんの中には、「装置が当たって口内炎ができてしまった」 という経験をされる方が少なくありません。
今回はその理由と、当院で行っている対策についてお話しします。

 

⭐︎この投稿をまとめた動画も合わせてご覧ください⭐︎

口内炎の原因

○そもそも口内炎とその原因とは?

まずは「口内炎がどういうものか」を簡単に整理してみます。治療法や予防を考える際に役立ちます。

・アフタ性口内炎(白や黄色の潰瘍、赤みの縁取り)

最も一般的なものとされています。物理的な原因のほか、ストレス、ビタミン不足などが関与しているとされています。  

・ウイルス性口内炎(例:単純ヘルペスなど)

いくつかのウイルスやカンジダなどの細菌が原因とされています。  

・カタル性口内炎

物理的刺激・機械的な要因によるもの(矯正装置やブラケット、入れ歯、義歯などが粘膜を擦る/尖る等)  

 

矯正治療中の口内炎の原因

○なぜ矯正治療中に口内炎ができやすいのか?

矯正装置を装着すると、口の中に今までなかった「出っ張り」や「凹凸」ができます。
そのため頬や唇、舌の粘膜が装置に擦れてしまい、口内炎ができやすくなります。

・ブラケットの角やワイヤーの端が当たる

・装置が動いて少し浮いた部分に粘膜が触れる

・矯正治療による歯の動きで口の中の環境が変化する

これらが主な原因とされています

 

当院でおすすめの対策

【当院で行っている口内炎への対策】

石岡みらい矯正歯科では、患者さんが少しでも快適に矯正治療を続けられるように、以下の工夫を行っています。

⭐︎保護材のご提供
装置が当たりやすい部分には柔らかい保護材を貼っていただくことで、粘膜への刺激を減らします。

⭐︎口内炎用の塗り薬やタブレット状の薬を口内炎へ使用していただく
痛みを和らげ、治りを早くするためのお薬をご案内します。

⭐︎尖ったブラケットを使用しない
そもそも粘膜を傷つけやすいブラケットは避け、よりなめらかな形状のものを採用しています。

⭐︎セルフライゲーションブラケットを使用(ご希望により)
ワイヤーとブラケットを結ぶ際に「結紮線(けっさつせん)」という細いワイヤーを使用することがあります。このワイヤーの切れ端が当たってしまうことがあります。結紮をしないタイプのブラケットを用いることで、口の中の引っかかりや違和感を軽減できます。

⭐︎レーザーによる治療(ご希望により)

炭酸ガスレーザー、エルビウムレーザー、ネオジウムヤグレーザーなどを照射し、殺菌・止血・組織の活性化等を行う方法です。 治療時間が短い、痛みの軽減が早い、治癒促進作用があるとされています。即効性が期待できますが、処置の際に痛みを伴うこともあります。当院では処置の際に、表面麻酔などをして、処置を行います。

セルフケアのご紹介

【ご自宅でできるセルフケア】

上記の塗り薬やタブレット状の薬を患部に貼るいった対処方法以外に、以下のことが考えられます。

・ビタミンB群・Cを意識して摂取(野菜・果物・サプリなど)

・刺激の強い食べ物(辛いもの・酸っぱいもの)を控える

・十分な睡眠と休養で免疫力を保つ

・清潔な口腔環境を保つ(うがいや丁寧な歯磨き)

これらは口内炎からの回復を早めるために役立つと考えられています。

 

まとめ

 

矯正治療中の口内炎は、装置による物理的な刺激が大きな原因ですが、ちょっとした工夫で和らげることが可能です。
当院では、「痛みをできるだけ減らし、快適に矯正治療を続けていただくこと」 を大切にしています。

もし治療中に強い痛みや繰り返す口内炎でお困りの際は、我慢せずにお気軽にご相談いただければと思います。

ーーーーー

当院では石岡市をはじめ、土浦市・水戸市・つくば市・小美玉市・かすみがうら市・鉾田市・笠間市など、茨城県内のさまざまな地域から患者さまにご来院いただいております。日本矯正歯科学会認定医と日本専門医機構矯正歯科専門医が在籍しています。

電車・お車ともにアクセスしやすく、県内広域からのご相談も歓迎しております。

📍 石岡みらい矯正歯科

茨城県石岡市国府4-5-4

TEL:0299-24-4118

👉 最新情報は 公式Instagram でも発信中!ぜひフォローしてチェックしてください。

最新情報は 公式Instagram、youtube でも発信中!ぜひフォローをお願い致します!

 

       

 

矯正歯科治療ガイドブックを作成しました【茨城県石岡市・石岡みらい矯正歯科】

みなさま、こんにちは。石岡みらい矯正歯科です。

この度、当院では 「未来の笑顔をつくる 矯正治療ガイドブック 2025」 を作成いたしました。

矯正治療をこれから始めようとお考えの方、すでに治療を進めている方、またお子さまの矯正を検討されている保護者の方など、多くの方に安心していただけるよう、当院の考えや取り組みを一冊にまとめています。

内容は以下のような章立てになっています。

・矯正歯科治療の基本的な流れ
・当院で取り扱っている治療法(ホワイトワイヤー矯正、マウスピース型矯正〈インビザライン〉、小児矯正など)
・治療中によくいただくご質問(痛みの軽減、装置のお手入れ方法、食事の注意点など)
・虫歯や歯周病を防ぐための口腔ケアの工夫
・通院時のサポート体制や、患者さまの負担を減らすための取り組み
・当院スタッフの紹介やチーム医療について

特に患者さまからご質問の多いテーマについて、なるべく専門用語を使わず、わかりやすい表現とイラストを取り入れていますので、読みやすく・楽しく学んでいただける内容になっています。

📖 ガイドブックの入手方法

・初診相談にお越しいただいた方 に無料でお渡ししています。
・現在通院中の患者さま も、ご希望いただければお受け取りいただけます。
・「相談に行こうか迷っている」という方も、当院の 公式LINE からお問い合わせいただければ、ご用意いたします。ぜひお友達登録をしてみてください。

💡 今後の予定

ガイドブックの内容は、順次ブログ記事としても公開してまいります。

「小児矯正はいつから始めるのがいいの?」「白いワイヤー矯正と透明なブラケットの違いは?」といった、気になるトピックを少しずつ詳しく解説していく予定です。

また、当院では石岡市をはじめ、土浦市・水戸市・つくば市・小美玉市・かすみがうら市・鉾田市・笠間市など、茨城県内のさまざまな地域から患者さまにご来院いただいております。日本矯正歯科学会認定医と日本専門医機構矯正歯科専門医が在籍しています。

電車・お車ともにアクセスしやすく、県内広域からのご相談も歓迎しております。

📍 石岡みらい矯正歯科

茨城県石岡市国府4-5-4

TEL:0299-24-4118

👉 最新情報は 公式Instagram でも発信中!ぜひフォローしてチェックしてください。

ブログを開設しました【茨城県石岡市・石岡みらい矯正歯科】

みなさま、はじめまして。 茨城県石岡市にある 矯正歯科専門クリニック「石岡みらい矯正歯科」です。

このたび、当院の公式ブログを開設いたしました。

当ブログでは、矯正歯科治療に関心のある方や、現在治療を検討されている方、 すでに当院に通っていただいている患者さまに向けて、正しくわかりやすい 矯正治療の情報をお届けしてまいります。

ブログで発信していく予定の内容

・矯正治療に関する基礎知識

・装置(ワイヤー矯正・マウスピース矯正・小児矯正など)の特徴と違い

・矯正治療中の虫歯予防や歯磨きのコツ

・学会やセミナーに参加して得た最新情報

・当院の日常や取り組み、地域とのつながり

こうした情報を通じて、「矯正治療って実際どうなんだろう?」と迷っている方には、 治療の一歩を踏み出すきっかけに、すでに通院中の方には、より安心して治療を続けて いただけるようなサポート にしていきたいと考えています。

(情報の正確性について)

掲載する内容はできる限り専門的な知識に基づいた正確な情報を心がけますが、あくまでも 一つの矯正歯科専門クリニックの考え方・経験 としてご参考いただければ幸いです。

これから少しずつ記事を増やしていきますので、ぜひ定期的にご覧いただけますと幸いです。

「未来の笑顔をつくる」矯正歯科医院として、地域の皆さまに信頼される情報発信を続けてまいります。

石岡みらい矯正歯科

院長 丸岡亮・スタッフ一同

                                  ↑公式Instagramもぜひ

当院「石岡みらい矯正歯科」には、石岡市だけでなく、土浦市・水戸市・小美玉市・かすみがうら市・鉾田市・笠間市など、茨城県内のさまざまな地域から多くの患者さまにご来院いただいております。